インプラント

    日本口腔外科学会専門医によるインプラント治療を行っております。

    インプラント

    現在、インプラント治療は多くの歯科医院で受けることが可能になりましたが、反面、インプラント治療がうまくいかず、脱離してしまったり、血管や神経の損傷してしまったりするケースも増えています。

    インプラント治療が上手く行かなかったケースの多くは、稚拙な事前検査、術後のメンテナンス不足を理由にしたものがほとんど。しっかりとした技術と実績、経験があり、かつ術後の定期検査・メンテナンスを受けるのに通いやすい歯科医院を選ばれることを強くお勧め致します。

     

    日本口腔外科学会専門医とは?

    日本口腔外科学会専門医とは、日本口腔外科学会が口腔外科治療に関して充分な学識と豊富な治療経験を持つ歯科医師に対して与えている称号です。

    日本口腔外科学会は日本国内でも有数の大規模な歯科学会で、2019年現在、約11,000人の会員が所属しておりますが、そのうち専門医の資格を与えられているのは、わずか2,000人ほど。

    専門医認定試験の難易度の高さはもちろんのこと、認定試験を受けるまでにも高いハードルがあり、具体的には下記の基準をクリアして初めて試験を受ける権利を得ることができます。

    その取得条件の厳しさからも、医院選びの基準としては信頼のできる目安になるといっても良いでしょう。

    口腔外科専門医になるための条件

    1. 初期臨床研修を修了後、6年以上の学会認定の研修施設に所属していること
    2. 施術実績が100例以上であること(うち40例以上は中難易度レベル)
    3. 入院患者(口腔外科)の全身管理経験
    4. 全身麻酔や救命センターでの実務経験
    5. 学会で演者としての発表経験があり、学術論文の著者であること
    6. 以上の条件を満たした後、以下3段階の試験に合格すること
      • 申請書類審査
      • 筆記試験・口頭試問
      • 手術実地審査

     

    手術が怖いという方へ ~麻酔専門医による静脈鎮静法

    静脈鎮静法

    静脈内鎮静法とは、精神安定剤を静脈に点滴していく方法で、点滴開始後1~2分ぐらで眠ってしまう場合がほとんどです。

    完全に眠っているか、まどろんだ状態で治療を行いますので、痛みや不快な音などはほとんど気にならなくなり、「いつの間にか治療が終わっていた。」と感じる方がほとんどです。

    痛みが苦手な方はもちろん、どうしても手術が怖いという方や、歯科恐怖症の方でユニットに座ることすら困難な方の場合でもリラックスした状態で安全に治療を受けることができます。

    非常に専門的な知識が必要になってきますのでこの治療法を取り入れている歯科医院はまだまだ少ないのも実情ですが、当院院長は口腔外科学会専門医に加え、麻酔専門医の資格も持ち合わせておりますので、静脈鎮静法を併用したインプラント治療も可能です。

    今まで、歯科医院が怖くてまともに治療ができなかった。歯がボロボロになってしまった。という方もお気軽にご相談下さい。

     

    万全の治療環境

    インプラント専用オペ室

    オペ室

    当院のオペルームは、完全個室として清潔な治療環境を整えています。

    天井には空気洗浄を行うエアシステムで浮遊する煤塵などを除去しクリーンな環境を維持しています。

    無影灯(手術用のライト)を完備し、生体モニターで治療中の身体状況の監視、静脈鎮静麻酔下での治療にも対応いたします。

    術前準備や治療効率を高めるよう配慮しながら、安全で安心な治療に臨んでいます。

     

    CT解析

    CT解析

    歯科医師の経験や勘に頼らず、「歯科用CT」を用い、インプラント治療等の際に客観的な判断基準をもとに安全なインプラント治療を行っております。

    歯科用CTにより、通常の2Dレントゲンで確認できない骨質や組織を含めた骨の状態を3Dの立体画像でしっかりと把握することができます。

    お口の中(骨)の状態が詳しく分析出来るため、インプラント手術の安全性、確実性、埋入精度を高めることが可能です。

     

    生体モニター

    生体モニター

    血圧と脈拍をモニタリングするための機械を導入しています。

    もともと血圧の高い患者さまには、持続的に血圧などのデータを測定するなど治療中の患者さまの急な体調の変化が分かるようにしています。

    これにより、全身疾患や循環器の問題をお持ちの患者さん、ご高齢の方も安心して手術を受けていただくことができるようになります。

     

    【再生医療】骨が少ない方でも大丈夫です。

    以前は、あごの骨の量が少ないと、インプラントを埋めても安定させることができないため、手術は不適合とされていました。

    ですが、現在では歯科医学の進歩により、いくつかの方法で骨の再生が可能となり、骨が少ない人でもインプラント治療を受けることができるようになりました。

    他の医院でインプラント手術が難しいと言われた場合でも、対応可能な場合がありますので、まずは一度ご相談にいらしてみてください。

     

    GBR法

    GBRとは、インプラントを埋め込むのに十分な骨の厚み、幅がない場合に骨の薄い部分を特殊な膜(遮断膜)で覆い固定することで、骨の再生を待って、インプラントの予後を確実にする治療法です。

    通常は、インプラント埋入手術前に必要な骨を作ってしまうか、もしくはインプラント手術の時に処置を行います。

    GBR法

     

    ソケットリフト法

    顎の骨が薄くても5ミリ以上ある場合に行う骨造成処置です。

    具体的には、上あごの骨にドリルを使って、穴を開けて上顎洞まで貫通する直前でドリルをストップさせます。 そこからいわゆる金槌のようなもので、徐々に衝撃を加えながら、上顎洞粘膜に覆われている上顎洞を押し上げていきます。

    作業で開けられた穴に、特殊な器具を使ってすき間なく骨移植材を詰めます。 これにより、骨が厚みを増し、インプラントを埋入した後の骨の強度を上げます。

    ソケットリフト法

     

    サイナスリフト法

    上顎洞(サイナス)までの距離が5㎜以下のような薄い上顎骨では、ソケットリフト法ではできない場合等に用いる治療法です。

    ソケットリフト法のように下から骨を持ち上げるのではなく、歯茎の横か上顎洞に向けて穴をあけて横から上顎洞粘膜を押し広げてその隙間に自家骨、及び人工骨を入れて骨を増やす治療法です。

    サイナスリフト法

     


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