入れ歯
- 残っている歯に負担をかけるこのが少ない
- 床(口蓋の部分)がない設計になっているため、違和感も少なく、食べものの味や温度を直接感じることができる
- 歯をしっかりはさんで固定しているのであくびやくしゃみ、大笑いをしても外れることがない。
- おかきやお餅、するめなど、従来の入れ歯では食べれなかったものでも、しっかり噛んで食べられる。
- 審美性に優れ、装着していても周りの人に入れ歯と気づかれにくい。
- しっかりと固定されて動かないので、隙間に食べものが詰まりにくい
- 自分の歯が1本でも残っていれば使用できる
- 強度が高い為壊れにくい
- 装着部分(床)が薄いので違和感が少ない
- 食事などで、冷たい熱いなどがわかる
- 金属の留め金を目立たなくできる
- 金属の留め金がないので、目立たない
- 弾力性の高い素材で壊れにくい
- 金属アレルギーの心配がない
- 長く使うとゆるくなってくる
- 通常の樹脂が接着しないので修理が困難
かみ合わせを根本から改善する入れ歯治療
長い間噛み合わせが悪い状態でいると、顎関節の変形、位置異常、筋肉の過剰緊張などが起こります。
顔が老けた、しわが増えた、口角炎ができやすい、口が開きづらい、顎関節症、体調不良、頭痛、睡眠障害、耳鳴り、歯周病、知覚過敏等が起こることもあります。その場合、CTやレントゲンで分析を行い、かみ合わせの高さ、角度、バランスなど咬合器を用いて診断します。
診断結果に応じて寝るときにはめる上下のプレート(ナイトデンチャー)、仮の歯、治療用義歯などを用いて適正な状態にしてから最終的なかぶせもの、最終義歯を作製します。
入れ歯でリンゴ丸かじり!
※リマウント法により制作した入れ歯の例です。リマウント法による入れ歯作成は自費治療になります。
症例1
症例2
他医院で製作した「入れ歯」でも調整いたします。
「入れ歯を作ったときはよく噛めていたのに、最近、入れ歯が当たって痛くなってきた。」
このようなお悩みをお持ちの方も多いと思います。
これは、年齢とともに歯茎が徐々に痩せてしまうことで入れ歯と歯茎が合わなくなってしまうことが主な原因になります。
合わない入れ歯をそのままガマンして使用していると、本来は入れ歯全体に分散させている噛む力を一部の歯や歯茎で負担することになるため、バネをかけている歯に過度の負担がかかってしまったり、入れ歯の裏側やふちで歯茎を傷つけることになってしまいます。
また、噛み合わせが崩れてしまうことによって、あごの関節の周りの筋肉が痛くなったりする場合もありますので、定期的にメンテナンスを受けて調整をすることが大切です。
当院では、他医院で作った入れ歯でも、調整やメンテナンスも行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
入れ歯の抗菌コーティング「ピカッシュ」
「ピカッシュ」は、補綴物に ”ナノ銀コーティング”を施す世界初の技術です。
3か月間は水洗いだけで殺菌効果が続き、ヌメリも発生しませんので、いつでも清潔な状態が保てます。
入れ歯だけではなく、マウスピースなどもコーティングできますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。
当院で行う入れ歯治療
ミラクルデンチャー
ミラクルデンチャーとは、大阪の中川歯科医師によって開発された画期的な特許技術を用いた部分入れ歯です。
ミラクルデンチャーを取り扱えるのは特別な厳しい講習を受け、審査に合格した歯科医師のみで、全国でもわずが100件程度しかありません。(2018年現在)
従来までの入れ歯は、構造上どうしても支台となる歯に少なからずダメージを与えてしまうことが大きなデメリットとして挙げられていました。
しかしミラクルデンチャーの場合、残っている歯に負担をかけないばかりか、むしろ保護する特殊な設計になっているため、揺れている歯に装置をかけるとその歯の動揺を止め、保護してくれるという大きな利点があります。
また、ご自身の歯が1本でもあれば作成することが可能であり、1歯欠損から13歯欠損の部分入れ歯においてほとんどすべての症例に対応できるというのもミラクルデンチャーのメリットと言えるでしょう。
ミラクルデンチャーも、テレスコープデンチャー同様、「金属のバネがなく審美性に優れている。」「残っている歯を守ることができる。」といったメリットがありますが、テレスコープデンチャーのように支台歯を削る必要もないため、自身の歯を削りなくないという方にはおススメの治療法です。
ミラクルデンチャーの特徴
ミラクルフィット
ミラクルデンチャーは入れ歯の強度を保つためにベースに金属を使用していますが、ミラクルフィットは全く金属を使用しないため、金属アレルギーの方にでも安心してご利用いただけるノンクラスプデンチャーです。
金属を使用していないので非常に軽く審美性に優れ、装着していても違和感が少ないというメリットがあります。
ノンクラスプデンチャーは審美性に優れているため若い患者さまからのニーズも高く、最近ではさまざまなメーカーや技工所でいろいろな種類のノンクラスプデンチャーが開発されるようになりました。
一般的なノンクラスプデンチャーとミラクルフィットの大きな違いは、一般的なノンクラスプデンチャーの場合は、歯ぐきがやせたりして入れ歯が合わなくなってしまった場合に修理することができないため、お口の中の環境が変わるたびに新しく作り直さなければいけないのに対し、ミラクルフィットは修理しながら長く使っていくことを前提とした入れ歯のため、都度新しく作り直す必要がありません。
保険適用外のため初期費用はかかりますが、残存している歯を長持ちさせ、無駄な作り直しが無いだけでなく、修理や調整をしながら長期にわたって使用できる入れ歯なので、長い目で見るとコストパフォーマンスの良い入れ歯と言えるでしょう。
金属床義歯
金属は強度に優れているため為、薄く処理出来るというメリットがあり、これはレジン床で見られるような「話しにくい」という欠点を大幅に改善出来ます。
また、金属の熱を伝えやすいという特性は、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく頂けるといったように食事が美味しく頂けるようになります。
金属床義歯のメリット
※金属アレルギーの方はチタンを使用します。
ノンクラスプデンチャー
部分入れ歯の金具が見えてしまうという欠点を、柔軟性のある特殊な樹脂を用いることにより金具を使わずに、周囲から入れ歯であることが分からないように改良したのがこのノンクラスプデンチャーです。
ノンクラスプデンチャーのメリット
ノンクラスプデンチャーのデメリット
入れ歯のできるまで(保険外の総入れ歯の場合)
STEP1 治療用義歯の製作現在の口腔内の状況を踏まえ、必要な治療を行った後に治療用義歯の製作を行います。
通常、保険治療による入れ歯の製作では行わない手順ですが、治療用義歯を用いることで、本入れ歯を入れた際に自然に近い快適な状態を得ることができます。
患者さんの状態にあった治療用義歯の製作を行うために、お口の中の頬や舌、歯の型を取ります。
これをもとに、歯並びや 咬み合わせの高さなど患者さんに適した治療用義歯を製作します。
その後、入れ歯と頬の粘膜の当たり具合や咬み合わせ、お顔と入れ歯の大きさといったバランスなどを調整します。
その後、実生活で治療用義歯を使用して頂き、不具合などを確認しながら調整を行い、本入れ歯製作時の装用精度を上げていきます。
治療用義歯での調整内容をもとに本入れ歯の製作を行います。
STEP4 チェックと最終調整正しい咬み合わせが再現出来ているか、歯の並びや色に違和感はないか、お顔とのバランスはとれているかなどのチェックを行い、患者さんが望んだような口元になっているか患者さんと共に最終的な確認をしていきます。
STEP5 本入れ歯の完成これで本入れ歯の完成となります。